歯が痛い・しみる(虫歯治療)歯が痛い・しみる(虫歯治療)

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虫歯は早期発見・早期治療が大切です

虫歯は早期発見・早期治療が大切です

ごく初期段階の虫歯ならば適切なケアを行うことで削らずに治すことができますが、通常はどんどん進行してしまいます。虫歯は、放っておくと歯を失うことにつながることもあります。早い段階で発見すれば、比較的簡単な治療で済みますが、悪化させてしまうと痛みが出たり治療も複雑になったりしますので注意が必要です。

鷺沼駅より徒歩2分の歯医者「かねやす歯科医院」では、患者様に早期発見・治療による虫歯治療の大切さをお伝えしています。虫歯を理解することで予防につなげてください。

虫歯の原因

虫歯の原因

お口の中には多くの細菌が存在しますが、その中の虫歯菌(ミュータンス菌やラクトバチラス菌など)が虫歯の直接の原因です。歯垢(プラーク)に潜んでいる虫歯菌が、お口の中に残っている食べカスの中の糖分をエサに酸をつくります。この酸が歯を徐々に溶かしてしまうのです。

食事などをするとお口の中は酸性になり、この酸性の状態が続くと虫歯になりやすくなります。この状態を改善してくれるのが唾液です。唾液にはお口の中を中性に保ち、汚れを洗い流す自浄作用があります。

また歯質によっても虫歯のなりやすさは変わります。虫歯に強い歯もあれば、弱い歯もあります。子供の歯(乳歯)は永久歯に比べ虫歯になりやすく、進行が速いのでとくに注意が必要です。

虫歯を引き起こす要因は、歯質、虫歯菌の数、そして唾液の分泌量と関係しているということを覚えておいてください。

~赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はいません~

~赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はいません~

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌がいないのをご存知でしょうか? 虫歯菌は口うつしや食器の共有によって、大人の唾液からお子様にうつることがほとんどです。とくに赤ちゃんと多くの時間を過ごすお母さんからうつることが多いので「母子感染症」とも呼ばれます。

大切なお子様のお口の健康のため、赤ちゃん専用の食器やスプーンを用意し、食べものの口うつしは避けましょう。また家族のスキンシップによって虫歯菌がうつらないように、家族みんなが虫歯を治療し、虫歯菌を減らしておくことも大切です。

虫歯のセルフチェック

虫歯の有無は、簡単なセルフチェックで知ることができます。ひとつでも当てはまることがあれば、虫歯かもしれません。なるべくお早めに当院にご相談ください。

虫歯のセルフチェック虫歯のセルフチェック

虫歯の進行段階と治療

虫歯の進行段階 症状 治療法
C0:ごく初期の虫歯
C0:ごく初期の虫歯
虫歯になる前兆段階で、表面のエナメル質が溶けはじめ、歯が白く濁ったようになります。まだ痛みなどの自覚症状はありません。 適切なブラッシングやフッ素塗布などのオーラルケアによって歯の再石灰化を促すことで、治癒が期待できます。
C1:エナメル質の虫歯
C1:エナメル質の虫歯
表面のエナメル質がさらに溶け、黒ずみはじめた段階です。冷たいものがしみることがありますが、初期段階の虫歯なので痛みはありません。 虫歯の部分を削り、レジン(歯科用プラスチック)を詰める比較的簡単な治療で治すことができます。
C2:象牙質の虫歯
C2:象牙質の虫歯
エナメル質の内側にある象牙質まで達した虫歯です。冷たいものや甘いものがしみるようになり、痛みも感じるようになります。 虫歯の部分を削り、詰めもの(インレー)で削った部分を補います。穴が深い場合は神経を保護する処置も必要になります。
C3:神経に達した虫歯
C3:神経に達した虫
虫歯が象牙質のさらに奥にある神経にまで達した状態です。何もしなくてもズキズキと激しく痛むようになります。 神経を除去し、神経が入っていた管の内部を消毒し、そこに薬剤を詰める治療(根管治療)を行います。その上に、被せもの(クラウン)を被せます。
C4:歯根に達した虫歯
4:歯根に達した虫歯
歯の大部分が溶けて歯根だけが残っている状態です。痛みはいったんなくなりますが、歯根の先に病巣が進むと膿ができ、ふたたびズキズキと痛みます。 根管治療を行うか、抜歯を行います。抜歯後、インプラントや入れ歯治療などにより、失った歯の機能の回復を図ります。

ブラッシングの効果

ブラッシングの効果

細菌の棲家(すみか)であるの歯垢は虫歯や歯周病、そして口臭の原因になります。毎日、適切なブラッシングで歯垢を除去し、お口の健康を守りましょう。歯垢をそのまま放置すると唾液中のリンやカルシウムによってかたまり歯石になります。歯石になってしまうとブラッシングでは落とせなくなります。そうなる前に適切なブラッシングをすることが大事です。

お口の健康のためには、虫歯にならないことが一番です。虫歯になると痛みもありますし、治療で歯を削らなければなりません。治療にはお金も時間もかかります。お口のトラブル予防のためには、毎食後、お口をきれいにすることが大切です。

虫歯の治療には、銀歯以外にも選べるの?

虫歯の治療には、銀歯以外にも選べるの

虫歯の治療というと銀歯を使うイメージがありませんか? 今では、小さな虫歯ならコンポジットレジン(歯科用プラスチック)により治療可能です。コンポジットレジンは歯の色に近いので目立ちにくく、保険診療で受けられます。

レジンでは対応できないくらい大きくなってしまった虫歯の場合でも、銀歯ではなく白い詰めものや被せものを選ぶことが可能です。白い詰めものでしたら、見た目も自然ですし、機能的にも優れています。詳しくは審美歯科のページをご覧ください。